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ビジター用:近況・ニュース

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年春)

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2018-04-08 講習会で勉強してきました(4月7日)

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年冬)

2018-02-27 そば打ちに伴う腰痛について

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2017年)

2017-12-29 カリンシロップを作りました

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2016年)

2016-11-29 素人そば打ち日光段位認定会の報告(11月19日・20日)
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どんぐり蕎麦に再挑戦しました

2017-12-19
ヘラによる撹拌
60回連続切り
茹でた麺
     最初のヘラによる混ぜ         60回連続切り               茹でた麺
 
  どんぐりという木の実は縄文時代から栗と並んで主食として食されてきた食べ物だと言われています。ですが栗はえぐみ・渋みがないのに対して、ドングリは通常これがありますので、古代での調理は大変な作業を伴いました。水に晒すという方法では1ヵ月から半年近くも掛かることもあったようです。古代の調理法がどんなものであったかは詳しくは分かっていませんが、今日でもこの精製作業は大変なことです。
 
  韓国ではつい100年ほど前まではドングリを食べていたようで、いわゆる冷麺の中にドングリを使ったものがあったようです。日本では縄文時代には栗が主であり、弥生時代に米が主になったので、ドングリは飽く迄も補助的保存食物としての位置付けであったのでしょう。
 
  今回は韓国生まれの友人が苦労して作ったドングリスラリー(泥状のもの)をノムさんにくれましたので、これを使ってそば粉に混ぜて打ってみました。大成功で、かなりおいしい蕎麦が出来上がりました。ネット上を探してもどんぐり蕎麦は市販の乾麺しかありません。手作りの手打ちどんぐり蕎麦は極めて珍しいものです。
 
 

第9回全麺協東日本支部・会員対抗選手権大会・見学記

2017-12-17
昼に振舞われた競技者が打った二八そば
太棒を使った更科打ちの延し
小川道場制作の白いエンボス麺棒
昼に提供された競技者が打った二八蕎麦  更科打ちで使われた太棒による延し   更科打ちで使われた白いエンボス麺棒
 
  この大会の特徴は、東日本支部を構成するそばの会から代表3人が競技に参加して、3つの部門で技を競い合うというところにあります。このような大会を通して各そばの会の交流が図られ、また井の中の蛙にならないように切磋琢磨する動機ともなることでしょう。そのような目的で10年前から始められたそうです。東日本支部は全麺協の中でも最大の支部であり、正会員として73団体を有しており、もし全部の団体が参加したらとても実施できないほどの規模になるのではないかと思います。
 
  今回は「そばネット埼玉」主催で行われましたが、来年は中日本支部との交流も兼ねて白川郷辺りで開催するというような計画もあるそうです。マンネリ化を防ぎ、さらに他の地域との交流を通じて旅行も兼ねて遊ぶというのはとても豪快なことですね。
 
  審査員は全国審査員の阿部成男・寺西恭子・菅野伸是各氏、地方審査員の飯田良男・柏倉寛充各氏が担当しました。出場者紹介を赤石貴子・高島薫さんが担当しましたが、赤石貴子さんは先だって五段を取得した才女です。
 
  ノムさんはかつての所属会であったトチソバと、前日同じ部屋で泊まったお二人がいばらきそばの会であることもあり、両方を応援しましたが、今回はいばらきの会が準優勝の栄誉に輝きました。特に長崎幸村氏の基本に忠実でかつ熟練した技を目の前で見させてもらい、とても勉強させられました。3分ほど早く終了したのは見事でした。また足利の蕎遊庵そば教室で知り合った富田弘明氏が以前に増して腕を上げたさまを見て、とても感動しました。一生懸命やれば、必ず成果があるということを改めて感じました。
 
  終了後、阿部支部長の講評が披露されましたが、新しい参加者が多かったこと、二八では改めて蕎遊庵の根本忠明氏の言葉「さらしなを打てて二八の完成」を挙げました。生粉打ちでは五段試験粉とほぼ同じ粉を使ったそうで、加水の見極めが大切だと説きました。1回目、2回目の加水量をいつも一定にすることが大事だとも教えられました。さらしな打ちではいろいろなやり方があるが、常温に戻すことが大事で、冷やし過ぎないようにとの注意事項を指摘されました。
 
  ノムさんの感想としては、各段階での終了時間の早さの違いがかなり際立ったことが目を引きました。最初早くても結局終了は同じになってしまう場合や、さらしなでは逆に水回しにものすごく時間が掛かったのにぎりぎりで時間内で終了した人もいました。切りの速さが一つのポイントになっているという感じでした。ノムさんも最近はかなり速く切ることができるようになりましたが、まだまだ根本氏の真似はできません。押し切りの方が多かったように見えましたが、スライド切りでも十分早く切れるはずなのでもっと練習して早く均一に切れるようにしたいと思いました。
 
 

地方審査員研修会に参加しました

2017-12-15
研修会の様子
明日の競技会参加者紹介
お話したそば大老
       研修会の様子            懇親会の様子            お話したそば大老
 
  地方審査員という資格は四段(かつては三段でも取得可だった時期がありました)の有段者に対して、もし希望すれば地方で行われる初段・二段の審査会の審査員として貢献できると定められているもので、申し込みをすれば事前の研修会に参加することでほぼ全員有資格者となることができます。しかしその任期は三年間であり、その間に研修会を受けておかないと更新ができません。ノムさんは今年有資格者になったばかりですが、忘れないうちに研修会を受けておこうと思い、参加した次第です。
 
  審査員には特別審査員(多くがプロのそば店主などです)・全国審査員(四段以上で有識者)・地方審査員(四段以上・三段もいます)と三段階に分かれており、地方でそばの会などが主催して行われる初段・二段の審査会では特別審査員が審査委員長になり、地方審査員などを加えて審査に当たります。ノムさんはそばの会には所属しておらず、全麺協には「NPO法人そばネット埼玉」の特別個人会員として登録されており、実際に審査員としての役割を担うことはほとんどないと思っていますが、資格取得を通して審査の状況などを知る機会ともなりますので、敢えて資格を取りました。
 
  今回の研修は地方審査員の資格を取得してから初めての研修でした。埼玉会場と郡山会場の2ヵ所に分かれて行われましたが、ノムさんは埼玉会場となりました。122名の参加者だったようです。
 
  いろいろな人からいろいろなことを学ぶことができました。最初に落合輝美段位普及部会長から説明があり、休憩の後に主催者の阿部成男東日本支部長から追加説明がありました。四段が増えてきて、地方審査員に任用されても出番がないという問題があり、今後の課題だという説明がありました。また大規模認定会から小規模認定会への移行を考えているということでした。
 
  ここで質問時間が取られましたので、ノムさんは6段以上の段位の新設に関し、もし新設するのだったら、5段を実力最高段位と位置付け、もう少し審査条件を簡潔化して、特に筆記試験は必要ないのではないか、というような意見を述べました。5段の品格要件を保ちながらも、もっと幅広く5段を目指せるようにし、6段以上はそば普及や全麺協への貢献度で認証するようなものが望ましいと考えています。そうすれば段位制度にピラミッド構造を作ることができて、権威も高まると思います。
 
  午後はデモ打ちの方12名を対象に研修参加者が7~11名に分かれて二段模擬審査を行いました。各班の班長は今年五段を取得した人も入って五段の方が班長になり、デモ打ちのあとで各班が集まって検討会をやりました。各班での検討の仕方は班長に任されていたようで、最後に班長から大雑把な検討の発表がありました。
  
  デモ打ちの方は何ヵ所かのそば打ち会から参加されており、これから初段を受ける人から既に二段を取得している人まで、バラエティーに富んでいました。
 
  ノムさんも模擬審査をしてみて、いろいろ勉強になりました。私の班のデモ打ちの方はこれから初段を受けるとのことでしたが、かなり練習を積んでいる人のような所作でした。手際はいいのですが、道具の不備などでうまく延しが出来ず、特に角出しに失敗して切りもバラバラになってしまいました。ですが私の採点では77点(75点以上で合格)とし、合格点を上げました。打ちは失敗でしたが、熟練度から考えて合格させても良いと考えたからです。同じ班の方の審査評価点が残念ながら分かりませんでしたので、適切であったかどうかは分かりませんが、他の班の発表などを聞いてみるとおおよそ妥当ではなかったかと思います。
 
  夜の懇親会はかなり盛り上がり、いろいろな先輩の方を知り合うことができ、また名刺交換もできました。さらに宿泊での同室の方とも細かいことについて学ぶことができました。収穫盛り沢山の研修会でした。
 
 

かりん酒を仕込みました

2017-12-12
カリンの切り1
カリンの切り2
ビン詰め
  カリン酒は喉に良いと言われ、果実酒の定番になっています。ノムさんも喉がいがらっぽかった時に貰ったカリン酒を飲んでみてとても具合が良くなりました。確かに効きます。今回はカリンを18個使い、3kgを切り分けて合計で9リットルほどを仕込みました。8L瓶には砂糖を使ったものを、4L瓶にはエリスリトールという天然甘味料(カロリーゼロ)を使ったものを入れました。仕上がりは数ヵ月(1~3ヵ月)ほど掛かりますので、出来上がったらまた報告します。なお作り方にご興味がある方は以下を参照してください。なお初めてですのでこれが最善かどうかは分かりません。
 
1.ホワイトリカー1.8Lを瓶に入れる。
2.カリンを水洗いし、頭と尻を切り取ってから芯の種を避けて縦に周囲を切り取り、これを更に2~5mm程度の厚さにスライスする。これを秤量し、記録してから瓶に入れる(こうすると酸化を防ぎ、茶色に変色しない)。
3.瓶に入れたカリンが1kgになったら切りを終える。
4.自分の好みの甘さに応じて砂糖を120~300g計り取り、これを瓶に入れる。
5.合計で3L近くなる。時々瓶を回して撹拌する。
6.1ヵ月以上経ってから試飲する。寝かせれば寝かせるほど良い。飲む前にろ過すると良い。
 
  ノムさんが喫茶店ハミングバードのママさんから戴いたのは30年物のカリンシロップ2種でしたが、ドロドロの状態でした。ろ布やコーヒーフィルターを使ってろ過したところ、透明なウィスキー色のものと、黒褐色のものになりました。更に寝かせて沈殿したものを上澄みろ過して完璧に透明になりました。
 
  完成したらまた報告します。(終わり)
 
 

どんぐり蕎麦を打ちました

2017-12-11
水回しを終了した段階
2度目の畳み
切り
  どんぐりを粉にして豆腐を作ったという話を聞き、ドングリ粉を使ってどんぐり蕎麦を打てないかと考えネットで調べたところ、ドングリラーメンは出てきますがどんぐり蕎麦は出てきません。日本では普通には無いようです。だが韓国ではこれを使った麺もあるそうで、試してみる価値はあると思い、今回チャレンジしてみました。
 
  なおドングリには種類によってえぐみ・アクが強くそのままでは食べられないものもあるので注意してください。シイの木の類はアクが少なく、他の食材と混ぜたりして調理するならば食べられるようです。ですが水や重曹水に浸けて晒すなどの前処理をした方が安全でしょう。今回は野草研究家・ハーブ王子・山下智道(金太郎工房)と称している人が作った「アクがなくほのかに甘い」と宣伝しているネット販売品を使いましたので、信頼してそのまま粉を使用し、しかも素手で打ってみました(マテバシイ・タンニン0.5%と表示)。なお粉は茶色で多少粗粉です。
 
  結果としては、①色は茶色っぽくなる・②なめっこくなる・③粘りは強くなるがコシははっきりしなくなる・④味は少し甘くなり、まあまあの味・⑤匂いは多少どんぐりっぽくなり、そばの匂いは感じなくなる・⑥手は痒くならなかったが、食べるときに少しピリっとする感じがあり、食べたあとに唇などにピリピリ感がわずかに残る、というようなものになりました。
 
  反省としては、やはりドングリ粉を水に晒してアクを取る必要があると思いました。次回また打ったときには改善して報告したいと思います。そして来年のドングリの時期には採取して、自分でドングリ粉を作って蕎麦を打ってみたいですね。
 
 
 
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