本文へ移動

ビジター用:近況・ニュース

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年春)

NEW
2018-04-08 講習会で勉強してきました(4月7日)

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年冬)

2018-02-27 そば打ちに伴う腰痛について

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2017年)

2017-12-29 カリンシロップを作りました

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2016年)

2016-11-29 素人そば打ち日光段位認定会の報告(11月19日・20日)
RSS(別ウィンドウで開きます) 

2016-03-27 そばネット埼玉の個人戦を観戦してきました(3月27日)

2016-03-27
       個人戦の様子          打った蕎麦のギャラリー検分        優勝した萩原敏彦氏
 
  埼玉県県民活動センターで行われたそばネット埼玉主催の内輪の個人戦を観戦しました。前日には団体戦(16団体・19チーム参加)とペア戦(8団体・12チーム)が行われましたが、残念ながら除草仕事で行けませんでした。ペア戦はそばネット埼玉としては初めての試みだそうで、特に表彰はしなかったようです。団体戦では「せいち庵そば打ち倶楽部」が優勝、「杉戸麺打ち愛好会小川道場のタンポポチーム」が準優勝、「分桜流・彩次郎蕎麦打ち会」が三位となったようです。
 
 今日の個人戦は各会から選りすぐりの選手が出ており、多くの方は四段の方や会長さんであり、会の代表という感じで参加されていたようです。その技は素晴らしいもので、流石にという感じでした。特に目立ったのは3組目に登場した彩次郎そば打ち会の和田さんで、エンボス麺棒3本と足利の根本忠明氏製作の芸術的作品であるこま板と包丁を使用し、速い切りで衆人の目を惹きました。
 
 結果はさいたま蕎麦打ち倶楽部の萩原敏彦さんが優勝(金メダル)、彩蕎一門会の金子明宏さんが準優勝(銀メダル)、彩蕎一門会の吉田久美子さんが三位(銅メダル)を獲得しました。さらに特別賞として久喜そば倶楽部の長谷川明さんが表彰されました。これは高齢者(88歳?)で優秀な打ちをしたということが理由のようです。段位審査と違って和気藹藹の雰囲気の中で競技が行われたのは、庵主にとっても初めての見学経験でした。

審査委員長の阿部成男氏が講評を述べましたが、今回の競技の審査基準は全麺協の段位審査とは多少異なることを説明しました。衛生検査などは当然のこととして余り重要視しないこと、良い生地になっているか、切り揃えが良いかなど、結果第一の審査基準だったとのことでした。また道具や打ち方は問わないそうです。個人的な意見として、普段の練習においても計量器を使わずヤカンで水回しを行うことにより、「水の量はそばに訊く」ということを大切にして欲しいとのことでした。(終わり)
 

「江戸東京博物館」で江戸時代のそばの屋台を見てきました

2016-03-12
   江戸時代のそばの屋台          引出しに入れてある蕎麦           茹で釜
 
  今日、東京に出る用事があったので、その前に両国の老舗の蕎麦屋さんの「玉屋」でもりそばを食べ、江戸東京博物館に行ってそばに関する資料を探しました。この項では江戸東京博物館で見た江戸時代のそばの屋台について書きます。
 
 館内ではレオナルド・ダ・ヴィンチ展が行われており、常設展と両方を見ると通常では¥1640掛かるのですが、65歳以上では半額の¥820で済みました。これにはとても感激しました?! 特別展では混んでいるのと時間が無いのとで説明書きだけ読み、行列には並ばずに横から遠目に「糸巻きの聖母」を覗きました。これは意外と小さなもので、「モナリザ」と同程度の大きさです。ざっと見た感じですが、それでも1時間15分掛かりました。
 
  常設展は6Fで、フロアに入ると日本橋がどーんと目に飛び込んできましたが、振り返るとガイドの案内があり、「無料」という文字が魅惑的に目に入りました。聞くと各国語での案内が目的のようでしたが、日本語でもOKとのことで、案内をうっかり頼んでしまいました。時間が無いので自分で見て回った方が良かったので、あとで後悔しました。
   ですが案内して下さった方がとても詳しく説明して下さり、また私も質問をしたため、中々先に進めませんでした。「そばに関する展示はありませんか?」と単刀直入に聞いたので話しがそばに関する話題になってしまい、ついには名刺交換にまで及びましたが、驚いたことに江戸について流暢に説明してくれていたボランティアの方は中国人だったのです。両親は寧波(ニンボー)出身で、ご本人は日本生れだそうです。それ以上詳しい話しはできませんでしたが、多分中国語ガイド担当だったのでしょう。

急いで案内してくれたのが江戸時代の「屋台そば」を再現したものでした。意外に小さく狭いものでしたが、引出しに入っていた蕎麦の分量からすると10~20人前で終りではないかと思われました。また釜の大きさも普通の鍋くらいなものですから、すぐにどろどろになってしまって、湯の交換も大変だったことでしょう。炭火で茹でていることを考えると、いい「茹で」は出来なかったと思われます。復元実物大模型ではドンブリもあったことから、当時は「ぶっかけ蕎麦」が屋台の主流だったと思われます。つまり茹でた蕎麦を洗って冷やすことは極めて困難だったと思われるので、屋台ではもり蕎麦は難しい注文だったと想像されます。ですが模型ではザルもそば猪口もあったようなので、冷やしの「もり蕎麦」もあったのかもしれません。実際にこの屋台で実演してみたかったというのが感想でした。
 
  職場の元同僚達との会食には20分ほど遅れました。短い時間でしたが旧交を温めました(終わり)
 

両国の老舗そば屋の「玉屋」に行きました

2016-03-12
     両国「玉屋」正面            討ち入り定食           手打ちもり
 
 今日、東京に出る用事があったので、その前に両国の老舗の蕎麦屋さんの「玉屋」でもりそばを食べ、江戸東京博物館に行ってそばに関する資料を探しました。この項では玉屋さんのことを書きます。

玉屋さんは創業1919(大正8)年の老舗の蕎麦屋さんですが、現在は四代目が継いでいます。大正から昭和の雰囲気を残す小さな店ですが、赤穂義士が討ち入りした吉良邸近くという地元の両国を反映して「義士御膳」とか「討ち入り定食」というおもしろいメニューを工夫しています。安いもり蕎麦は製麺機で作ったもので¥550ですが、手打ちになると¥650になります。私は写真の右にある手打ちもりを食べました。人気メニューは写真にある「討ち入り定食」だそうです。会食の前だったのと、食べ歩きではいつも「もり」一辺倒なので、今回も「もり蕎麦」にしました。北海道産や福井産、茨城産などのブランド蕎麦粉を使用しているそうです。自家挽きとのことですが、そばの味は9点というところでしょうか。コシも私の判断では9点ですが、独特の粘りが強く、これは10点でした。汁もおいしかったので全体的には9点というところでしょうか。
メニューが豊富で、写真にも蕎麦寿司がありますが、蕎麦稲荷もありますし、季節には変り蕎麦を提供しているようです。この店独自の工夫でしょうが、年越しそばは全て茶そばを提供しているそうです。

両国駅東口を出ると目の前に「横綱通り」とかいう狭い商店街通りがあり、それをまっすぐ行くと京葉道路に出ますが、左に曲がるとすぐにあります。駅から徒歩2分という近さです。今度行ったときにはぜひ討ち入り定食を食べてみたいものです。(終わり)
 

蕎遊庵そば教室に参加してきました

2016-03-08
    戴いた変りそば2種          「桜切り蕎麦」           「よもぎ切り蕎麦」
 
 昨日3月7日(日)に蕎遊庵そば教室に参加してきました。これで2度目です。丁度杉戸麺打愛好会小川道場の方々が、第1回「彩の国更科そば名人戦」のための幹事会を開いており、また先日行われた更科打ち競技会での準優勝者の方も来られていました。受講したのは庵主を入れて7名ほどでした。

更科打ちは何回もやってきましたが、正式に蕎遊庵で打つのは初めてなので、外二で1.2キロを打つことにしました。今回はエンボス麺棒の使い方に集中して教わりました。これがやはり中々難しいもので、どうしても同じ強さと間隔で延すには慣れが必要です。余り細かく動かさず、押して戻すの繰り返しで均等に延していくことが大切なようです。
 
 「桜切りそば」と「よもぎ切りそば」を打った方のを参考にして書きますが、更科粉1000gにつなぎ200gを加え、熱湯630cc(52.5%)を一気に注いで、糊になった部分に手で粉をまぶしながら徐々に掻き混ぜていきます。「熱くありませんか?」と聞いたところ、多少は熱いようですが、火傷しないようにやればできるようです。私も同じやり方でやりましたが、何とかできました。ヘラが必要でないということは、かなり時間短縮にもなります。掻き混ぜていくうちに温度も下がるので練りに入ります。通常の水回しのように粉を細かくする必要はありません。軟らかく感じるので練りには問題はありません。

「桜切り」では桜の葉を粉にしたものが市販されているそうで、これを10g程度(正確に記録しなかったのでハッキリわかりません)入れてある程度均等にしたところで、液体状の食紅を数滴垂らして色をうっすらと付けます。決してくどい色にしないことが大切です。
「よもぎ切り」では市販のヨモギ粉を100g加えます。
 
 このあとの操作は並そばの場合と同じですが、蕎遊庵では地延しでしっかり縁を左手で押さえながら角の立った円盤のように仕上げ、かなり厚い状態で丸出しに入ります。延しでは水量の違いで縁に割れが入る人と、ほとんどわずかな人との差がありました。麺厚は麺台が濃い紫褐色なので、麺の透け具合でわかります。麺厚を確認するための折り曲げ操作は基本的には蕎遊庵ではやりません。生粉打ちの場合にはこの操作で麺が切れやすくなるからです。蕎遊庵では全ての麺台が濃い色で塗装してあります(確認していませんが漆塗りだと思います)。それは更科を打つことを前提にした道具揃えであるということを意味しているのでしょう。是非ともこれは真似してみたいものです。
 
 私が延したものは1.5mm程度でしたが、根本さんがさらに0.8mmほどにまで薄く延してくれました。こんなにも薄くできるのかと驚きました。これはエンボス麺棒の働きのお蔭なのでしょう。12枚重ねにして14.4mmでした。最低でも20mm以下にしなければならないそうなので、一応薄さは合格というところでしょうか。これは間に入っている打粉の厚みを除くと、麺厚ではおそらく0.8mm程度ではないかと思われます。切りべらは計りませんでしたが、同じように麺幅1mm以下で切れたと思います。
 変りそばを打った人は四段ですが、その切りは丁度よいだけでなく、全くムラがない完璧なものでした。素晴らしい芸術作品を見たような気がしました。
 
 「さくら」と「よもぎ」を1束(40回切り?)ずつ戴いたので、家に帰って早速茹でてみました。投入から30秒が最適だと思いましたが、よもぎの方が食感も味も良く、特にコシがはっきり出ていたのが不思議でした。同じ人が同じやり方で打ってこれほどに食感に違いが出る理由はわかりません。勿論両方ともおいしいのですが、よもぎは絶賛に値するほど良かったということです。全部を食べてしまい、腹が大きく出っ張りました。恐らく400g以上はあったでしょう。(終わり)
 

足利そばフォーラム見学記

2016-02-28
エンボス加工打ち台
麺棒による延しの違いの比較
根本和明氏デモ演技と忠明氏による解説
  写真説明:左はエンボス加工麺台 ・ 中央は同じ条件で麺棒の違いによる比較 ・ 右はデモ演技
 
 今日2月28日(日)に足利市民プラザで行われた第8回足利そばフォーラムと、第5回更科そば打ち選手権は、150人以上の観客の熱気に溢れる傾聴と応援の下で成功裡に終わりました。特に前段での根本忠明氏による更科打ちにおける普通麺棒とエンボス麺棒の違いを科学的視点からスライドを基に説明した解説は非常に分かり易く、4人もの質問者から発せられた高度なレベルの疑問に対しても明快に答えられ、誰もが納得したと思われます。
 
 続く根本忠明氏と実弟の根本和明氏による普通麺棒とエンボス麺による更科打ちは、生地を赤・白・緑の三層重ねにしたことにより、麺がどのように延されているかがはっきりわかり、普通麺棒とエンボス麺棒の違いが延しにどのように表れるかを明瞭に示しました。
 
 その後に会場を整理し直し、フロアの2つの辺に沿って並べられた13台の延し台に13名の登録選手が並び、半分に分かれて10分ほどの時間差をとって競技が開始されました。その理由は湯沸しポットの数に制限があったからと思われます。審査員は7名を予定していましたが、最終的には20名が参加して採点を行ったという説明がありました。その中には根本氏の他に第一回の優勝者やNPO法人そばネット埼玉の阿部成男氏らも加わっており、多彩な審査員構成となっていました。残念なことは、審査員名簿と参加選手名簿が無かったことです。そのため庵主は全選手の氏名を控えるのに大層な手間が必要でした。優勝は前回準優勝であった米川雅子さん、準優勝は和田勇さんでしたが、第三位がどなたであったか、うっかり記録を忘れました。
 
 庵主は①番に登録されていた82歳の最高齢の杉山忠弘さんから仕上げた更科蕎麦を戴きました。また応援していた和田勇さんからも戴きました。見事に細く綺麗に揃った蕎麦は、どの方も並ではない実力の持ち主であることを窺わせます。別にお話した二人は四段でしたが、最高齢の杉山忠弘さんは無段で、飽くまでもおいしい蕎麦を食べたいというだけの気持ちで蕎遊庵の教室に通い、第1回から連続5回の出場だそうです。蕎麦はとてもおいしく戴きました。ありがとうございます!
 
 
TOPへ戻る