ビジター用:近況・ニュース

 

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年春)

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2018-04-08 講習会で勉強してきました(4月7日)

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2018年冬)

2018-02-27 そば打ちに伴う腰痛について

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2017年)

2017-12-29 カリンシロップを作りました

“ビジター様”用:[近況・ニュース」欄のタイトル(2016年)

2016-11-29 素人そば打ち日光段位認定会の報告(11月19日・20日)
 

そば打ちに伴う腰痛について

2018-02-27
  そば屋さんの中には腰痛が原因でそば屋を畳まざるを得なくなるというケースも多いようです。庵主が指導を受けた恩師のそば屋店主の方も、長年の腰痛に悩まされながらそばを打ち続けています。今は息子さんが手伝っていますが、田舎そばだけは「俺でないとダメだ」と頑張っています。素人打ちの方の中にも腰痛で悩んでいる人をよく聞きます。その原因にはそば打ちだけではない場合もあるようなので、対処を含めて調べたことを書きます。
 
  腰痛の原因として、①仕事から来るもの・②内臓・筋骨疾患によるもの・③神経・ホルモンによるもの、があるようです。①の仕事からくるものとして、以前平板(道路や玄関アプローチなどに敷くコンクリート製の30cm四方の板)を運んでくれた業者さんが、若いのに腰痛で悩まされながらも重い平板を運んでいた例があります。腰にはコルセット様のサポーターをしていました。とても気の毒なことで、仕事ができなくなることも考えなければならない事態になる可能性が大きいでしょう。素人そば打ちでも同じで、生活には関係ないことかもしれませんが、病気・怪我でそば打ちができなくなることは心の痛手となります。
  
  ②の内臓・筋肉・骨の疾患としては椎間板ヘルニアが代表的ですが、他にもいろいろ事例があるようです。これに関しては医者に掛からないと解決は難しいのでここでは省きます。
 
  ③の神経・ホルモンによるものでは坐骨神経痛が代表的ですが、全身的な神経の問題もあるようです。歳をとると、各部の痛みが誇張されて脳に伝わり、常に痛みを感じるという状態が続くことがあるようです。庵主は今は特に異常はないのですが、常に腰に違和感はあります。これらの神経の問題も専門医に掛からないと分からないのですが、セレトニンやノルアドレナリンというホルモンによってこれらの神経伝達がコントロールされて、改善されることもあるようです。
 
  昔面白い経験をしました。20年近く前、まだ若かったころに家を建て、玄関前に平板を自分で貼ることにしました。この工事は半年も掛かりましたが、プロが敷いたよりも綺麗に出来上がりました。東京まで新幹線通勤をしていましたので、勤めから遅く帰って夜中に照明下で作業したことも多かったのです。小雨の中、傘を差しながらやったこともあります。完成した頃には腰痛が出てきており、2年間ほど悩まされました。整形外科にも2ヵ所ほど掛かりましたが、骨には異常はないとのことで対処のしようがありませんでした。そんなとき友人から「十字式施療」というものを聞いて、埼玉の大宮まで行きました。施療はほとんど背中をそっとなぞって気合を入れるだけで、数分で終わりました。翌日、目が覚めると痛みが消えていたのです。それ以来現在まで、1度だけぎっくり腰をやっただけで再発はありません。
 
  現在でも腰には十分注意しており、そば打ちでも腰を延ばして姿勢良くすることを心掛けています。特に地延しや延しでは力も入りますので注意が必要です。体全体の体重を使って延すことが重要になります。そして普段から、風呂に入った時やタバコを吸う時などに筋肉を鍛える運動をしたりしています。寝る時には筒枕を腰の上辺りに当てて、背骨を数分間逆反りさせたりしています。他には特に運動も散歩もせず、ひたすら一日中パソコンと向き合っています。ですが筋肉・体型ともに20台の人とそれほど変わらないと思っています。個人個人の状態に合わせたやり方があるので、皆さんも自分に合った対処方法を模索してください。お大事に!
 
 
 
 
  

第10回足利そばフォーラムと第7回競技会に参加しました

2018-02-25
そばフォーラムでの講演風景
ノムさんが用意した5本の麺棒
王座戦での新里氏の鉢仕事
  フォーラムは「切り包丁の仕事」というテーマでした。今回は事前に録画された根本忠明氏のビデオをもとに解説が行われ、そば教室の生徒さんの実演も交えて切りの多様性と問題点の指摘がありました。とても参考になりました。根本氏の切りは余りにも速くてカウントすることも難しいのです。今回も数えることは難しかったのですが、1束35回程度切っていたように思われます。  
 
  競技会というものに初めて参加するため、前日は慌ただしい準備に追われました。湯捏ねについて新しい方法を採るだけの練習ができず、結局根本流でやることにしました。慣れない場には違和感なく溶け込み、特に上がるということは無かったのですが、水の量が多すぎて巻きで棒にくっついてしまい、生地が裂けてしまいました。とても修復はできなかったので、意を決して再度練りからやり直しました。これは競技会としては前代未聞のことだと思います。
  水は720cc(60%)でした。これは秤で水を取るときと湯を加えたときに確認しましたので間違いありません。根本流では53%のようなので、かなり多すぎる量です。なぜこんなに多くしたのかと言うと、前に100gの試し打ちで63%ほどの事例があったからです。あとで優勝した佐藤みゆきさんに訊いたところ、640cc(53.3%)ですので彼女は標準的な量だったようです。せいぜい55%程度にすべきでした。
  結局時間が足りなく、あと3cmほどを残して切りを中断せざるを得ませんでした。しかも延しでも薄くする時間的余裕もなかったので平麺風になってしまいました。それでも終了したあと仲間が欲しいというので全部上げてしまいました。茶色の作務衣という一風変わったスタイルでしたので、何人かの方が声を掛けてくださり、テレビを見たという人や、HPを見ていますという人やらでとても勇気づけられました。
 
  前代未聞の大失敗であったにもかかわらず、本人は焦りはしましたがとても楽しい気分で参加できたことを嬉しく思っています。以前所属していた会のそば仲間にはがっかりさせたでしょうし、多くの注目にも応えられませんでしたが、失敗の原因と対策は分かっていますので、来年までになんとかまともに打てるように精進したいと思います。
 
  競技会の後には初の王座決定戦が行われ、歴代優勝者が6名参加しました。そしてどういう訳か初代王座には2名が選出されました。栃木市の出流町(いずるまち)のそば店「さとや」店主の新里広和氏(37)と、宇都宮市陽東のそば店「ゆうり庵」店主の渡辺優里さん(25)です。いずれもプロですので当然と言えば当然の結果ですが、プロが必ずしも打ち方が上手いという訳でもなく、両名の方は蕎遊庵のそば教室での根本氏の弟子だからこそ上手だったのです。やはりさらしなにかけては蕎遊庵のそば教室はそば打ちの世界でも名門とされる存在です。
 
  大会の詳細についてはそば仲間の方はログインして左のメニューの【そば仲間用:近況・ニュース】をご覧ください。
 
 
 
 

あおさ海苔と芽かぶとろろ入り二八そばを打ってみました

2018-02-23
  市販の食材として売られている「あおさのりと芽かぶとろろ」(愛媛県:はぎの食品)を使って二八そばを打ってみようと思いました。というのはこれまでに青海苔・黒海苔などを入れたこともありますし、打ち始めたころにとろろをつなぎに使ったこともあるからです。そばの香りを損じるという点では邪道とされるのかもしれませんが、結果として美味しければそれで良いといういうのがノムさん流のそば打ちのコンセプトですから、試してみる価値はあると思います。
 
  ですが製品はそのままでは使えないので、超高速ミルで粉砕することにしました。粉になったものを40目の篩で分けました。それでも粉砕できないあおさ海苔とおもわれる部分がありましたので、これを60℃で3時間乾燥させて再び粉砕しましたがやはり粉砕できませんでした。諦めて粉になったものだけ利用することにしました。
 
  自家製粉丸抜き二八粉を100g取り、これに上記とろろ粉を5g加え、水51.5g(48%)を加えて練りました。少量の場合はいきなり練りに入ります。棒状にして型に入れ、最終的に幅?cm、長さ?cmにしてから4枚に畳みました。切りはうまくいきました。
 
  茹でたときの匂いはそれほど強くはなかったようです。多少蕎麦に味が付いた気がします。これ自体は良かったのですが、歯当たりが多少あり、これは気になりました。かなり固い小さな塊が粉砕した材料にあったようです。事前に水に浸けてふやかしておけばこの問題は解決するかもしれません。また挑戦してみたいと思いました。
 
 
 
 
 
 

ポリ袋の耐熱性について試験しました

2018-02-23
  耐熱性を試験した製品は以下のようです。
 
1.品名「保存L」:メーカー「システムポリマー」・寸法0.02×320×380mm・透明ポリエチレン・耐熱表示なし
2.チャック付き:鰹厚削り1kg入りポリ袋・厚さ不明(厚手)・寸法285×340mm・印刷ポリエチレン
 
  結果は熱湯を720cc注ぎ込んでも、縮みや変形は起こさず、軍手で揉んでも強度に問題はありませんでした。問題はさらしな外二粉1200gに熱湯720ccを加えて中でうまく混ぜられるか、容量として十分か、冷却時に水が入らないか、冷却後に上手く粉等を取り出せるかですが、これについては追って試験した結果が出たら追記したいと思っています。
 
 
 

茹で前後の麺の重さと長さの変化

2018-02-23
麺の長さの計測(茹で後)
麺の太さの計測(茹で前)
茹でザルによる太さの目安
  さらしな蕎麦を作った際、茹で前後の変化を調べてみようと思いました。結果は重さは1.4倍、長さは1.07倍となりました。太さの計測はうまくいきませんでした。
 
  以下にどうやったかを説明いたします。
 
  1.まず茹でる前のさらしな蕎麦を適当量とって秤で計ります。次に30秒茹でて水洗いし、氷締めしてから水をよく
    切り、ザルに1分程置いてからまた秤で計ります。
   ① 1回目は79gが117gに増えました。増加率は1.48倍でした。
   ② 2回目は71gが97gに増えました。増加率は1.37倍でした。
    2回だけの実験なので誤差が大きいのですが、おおよそ1.4倍になるようです。
 
  2.つぎに長さがどう変化するかを調べました。茹で前の1本を短く切り、定規で長さを計ります。1.と同様の茹で後
    の麺について長さを計ります。
   ① 1回しか行いませんでしたが、15cmの麺は茹で後に16cmに伸びました。
 
  3.太さについては2.のサンプル麺について、前後の太さを縦・横(見分けはつきません)について計りました。
    計測器は以前述べた自作麺厚測定器を使いました。しかし茹で前よりも茹で後の方が細いという結果になり、これ
    は失敗でした。なぜそうなったかというと、茹で前の麺はある程度固いのですが、茹で後にはかなり柔らかくなって
    おり、ノギスを当てる時の力加減で凹んでしまうからだと思います。また茹で前の麺には写真からも分かるように
    打粉の粒子が付いており、それが太さを増しているとも考えられます。長さが伸びているのですから、太さも太く
    なっているはずですが、計測するのは難しいと感じた次第です。
 
  今回の麺の太さについては延しの段階で計りませんでした。標準的な1本について茹でた際に茹でザルの目を比較したところ、おおよそ1.5mmの太さであったと思われます。