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ビジター用:近況・ニュース

お蕎麦屋さん訪問記

2016-02-27
「うめの」の十割そば
丸抜き挽き用石臼
玄ソバ挽き用石臼
  2016年2月18日(木)に宇都宮市内にある「うめの」という蕎麦屋さんを訪問して、二八蕎麦と十割蕎麦を食べました。ここのご主人(梅野さん)とは以前顔見知りでしたので、早く行きたかったのですが、やっと訪問できたのです。蕎麦は両方ともいかにも蕎麦らしい香りと食感で、そのおいしさの理由が玄ソバ挽きにあることを知りました。
私も同じ益子の鈴木製粉から丸抜きを購入して自家石臼で挽いているのですが、「うめの」さんの粉とは全く違います。私の方は細かく挽きすぎてしまっていて、打つのは楽ですがツブツブ食感がありません。うめのさんの粉は、まず玄ソバを石臼で挽き、これを丸抜きを石臼で挽いたものとブレンドするというやり方をしています。玄ソバを挽いている石臼は元々は手挽き用でしたが、それを自分で加工して電動にしたそうです。粗めに挽くため少し目立てを粗くしているようです。丸抜きを引く石臼はメーカー物で、最初から電動になっており、これは少し細かめに挽くようです。これだけ手間を掛けているのですから、ソバが益子産「常陸秋そば」ということもあって、おいしいのは当たり前ということになるのでしょう。打ちは多少太目で、十割は多少短めでした。写真では十割の方を接写して載せました。ホシはかなり大きいですが、ザラツキはほとんど感じませんでした。つぶつぶがはっきりわかるほどですので、粉の粗さがわかるというものです。久し振りにおいしい蕎麦を食べたという実感です。
  お話しを聞かせていただいたあと、工房を案内してもらいました。真ん中の写真はメーカー製の石臼(ミツカ製:直径36cm)で、これで常陸秋そばの丸抜きを挽いています。右の写真は自分で改良して電動にした小さな石臼(直径30cm)で、これで玄ソバを挽いています。篩も電動ですが、いろいろ工夫されています。打ち台は縦90cm、横1500cmで、その作業は外から見ることができるようにガラス張りになっています。他にも写真があるのですが、枚数に制限があるので残念ですが載せられません。
  ちなみに梅野さんはそば打ちが流行り始めた草創期に四段を取られ、アマチュアからプロに入られたという経歴を持っています。それだからこそそばにこだわりを持ち、いろいろな工夫をなさっているのでしょう。(以上の記事の掲載許可は取ってあります)
 
 

 
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