ビジター用:近況・ニュース

製粉所見学記

2016-02-27
石臼製粉機群
多段篩分機
丸抜き製品
 2016年2月18日(木)に宇都宮市内にある「うめの」という蕎麦屋さんを訪問したあと、その足で益子にある鈴木製粉に向かい、丸抜き5kg・粗粉1kg・つなぎ5kg・打粉2kgを購入しました。丸抜きは昨年12月に購入したものがまだ冷凍庫に残っているので、少し少なめにしました。

 そのあと、お願いして工場内を見学させてもらいました。鈴木製粉では自家栽培・自家石臼製粉をしていますが、その規模は実に大きく、57ヘクタールの主として休耕田を利用して栽培を行っています。その努力が実って2010(平成22)年には農林水産大臣賞(奨励賞)を獲得しています。その後も毎年のように受賞が続いており、2011年には第5回栃木県元気な農業コンクールにおいて経営活性化部門で「とちぎ元気大賞」を、 2012年には第61回 全国農業コンクールにおいて種芸の部で「名誉賞・農林水産大臣賞」を、2013年には第51回 農林水産祭の農産部門において「内閣総理大臣賞」を受賞しています。

 庵主がご主人と知り合ったのは多分2011年5月31日に石臼を購入してからだと思いますが、購入記録は8月27日でした。そばの会がここから粉を仕入れていることもあって馴染みがありました。さすがに常陸秋そばの味は良く、しかも粒が揃っていて大粒です。値段も妥当なので以後ずっとヒイキにさせて戴いています。
 
 工場には直径60cmの大電動臼が3基、45cmの中電動臼が4基、42cmの小電動臼が5基有り、絶え間なく製粉を行っています。最初に玄ソバの石抜きと磨きを行い、これを2回ほど繰り返します。つぎに脱皮を行いますが、この際にかなりの屑が出ます。つまり皮が取れるだけでなく、中の実も壊れてしまうのです。これを篩って製粉に回します。これは田舎蕎麦に適した粉になるのでしょう。私もこれを粗粉として購入しました。ほとんど殻はなく、実の砕けた粗い粒という感じです。これをどうやって自分で製粉したらいいか迷っています。うまく粗粉が出来たら、30目で篩って自家製粉粉に混ぜてそばを打ってみたいと思っています。
 丸抜きが出来たらこれを光センサーを使って粒度選別します。そしていよいよ石臼製粉するわけです。製粉は条件をいろいろ変えた石臼で製粉した上でブレンドして製品にするようです。篩の目の粗さも重要で6~7段の篩で篩分します。
 
写真は3枚しか載せられないので、1枚目は石臼機群、2枚目は多段篩分機、3枚目は丸抜き製品を掲載します。(以上の記事の掲載許可は取ってあります)