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地方審査員研修会に参加しました

2017-12-15
研修会の様子
明日の競技会参加者紹介
お話したそば大老
       研修会の様子            懇親会の様子            お話したそば大老
 
  地方審査員という資格は四段(かつては三段でも取得可だった時期がありました)の有段者に対して、もし希望すれば地方で行われる初段・二段の審査会の審査員として貢献できると定められているもので、申し込みをすれば事前の研修会に参加することでほぼ全員有資格者となることができます。しかしその任期は三年間であり、その間に研修会を受けておかないと更新ができません。ノムさんは今年有資格者になったばかりですが、忘れないうちに研修会を受けておこうと思い、参加した次第です。
 
  審査員には特別審査員(多くがプロのそば店主などです)・全国審査員(四段以上で有識者)・地方審査員(四段以上・三段もいます)と三段階に分かれており、地方でそばの会などが主催して行われる初段・二段の審査会では特別審査員が審査委員長になり、地方審査員などを加えて審査に当たります。ノムさんはそばの会には所属しておらず、全麺協には「NPO法人そばネット埼玉」の特別個人会員として登録されており、実際に審査員としての役割を担うことはほとんどないと思っていますが、資格取得を通して審査の状況などを知る機会ともなりますので、敢えて資格を取りました。
 
  今回の研修は地方審査員の資格を取得してから初めての研修でした。埼玉会場と郡山会場の2ヵ所に分かれて行われましたが、ノムさんは埼玉会場となりました。122名の参加者だったようです。
 
  いろいろな人からいろいろなことを学ぶことができました。最初に落合輝美段位普及部会長から説明があり、休憩の後に主催者の阿部成男東日本支部長から追加説明がありました。四段が増えてきて、地方審査員に任用されても出番がないという問題があり、今後の課題だという説明がありました。また大規模認定会から小規模認定会への移行を考えているということでした。
 
  ここで質問時間が取られましたので、ノムさんは6段以上の段位の新設に関し、もし新設するのだったら、5段を実力最高段位と位置付け、もう少し審査条件を簡潔化して、特に筆記試験は必要ないのではないか、というような意見を述べました。5段の品格要件を保ちながらも、もっと幅広く5段を目指せるようにし、6段以上はそば普及や全麺協への貢献度で認証するようなものが望ましいと考えています。そうすれば段位制度にピラミッド構造を作ることができて、権威も高まると思います。
 
  午後はデモ打ちの方12名を対象に研修参加者が7~11名に分かれて二段模擬審査を行いました。各班の班長は今年五段を取得した人も入って五段の方が班長になり、デモ打ちのあとで各班が集まって検討会をやりました。各班での検討の仕方は班長に任されていたようで、最後に班長から大雑把な検討の発表がありました。
  
  デモ打ちの方は何ヵ所かのそば打ち会から参加されており、これから初段を受ける人から既に二段を取得している人まで、バラエティーに富んでいました。
 
  ノムさんも模擬審査をしてみて、いろいろ勉強になりました。私の班のデモ打ちの方はこれから初段を受けるとのことでしたが、かなり練習を積んでいる人のような所作でした。手際はいいのですが、道具の不備などでうまく延しが出来ず、特に角出しに失敗して切りもバラバラになってしまいました。ですが私の採点では77点(75点以上で合格)とし、合格点を上げました。打ちは失敗でしたが、熟練度から考えて合格させても良いと考えたからです。同じ班の方の審査評価点が残念ながら分かりませんでしたので、適切であったかどうかは分かりませんが、他の班の発表などを聞いてみるとおおよそ妥当ではなかったかと思います。
 
  夜の懇親会はかなり盛り上がり、いろいろな先輩の方を知り合うことができ、また名刺交換もできました。さらに宿泊での同室の方とも細かいことについて学ぶことができました。収穫盛り沢山の研修会でした。