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山形県・寒河江市で実施される「日本そば大学講座」について

2018-02-14
  「そば大学」は全麺協主催のものと千葉県など県を中心に開催されるものとがありましたが、全麺協主催の「日本そば大学」は平成17 年8月に北海道幌加内町で第1 回のそば大学講 座を開催しました。以降毎年四支部を持ち回りで開催してきましたが、平成26年の第10回 神戸須磨学舎を最後に中断していました。2018年度からは支部を中心として開催されることになりました。2日間に亘るスケジュールのため、各地で開催されることが要望されたためのようです。そのため、地域のそば文化を強調した内容になるようです。
 
  全麺協は①北海道・②東日本・③中日本・④西日本、の4つの支部を持ちますが、東日本が最大の会員数であるため、支部主催の開催では東日本支部主催の今回の開催が初めてとなります。そのため、名称も「第1 回東日本支部学舎 in 寒河江」となりました。その東日本の中で山形県の寒河江市(さがえ)で実施されることになったのは、この地に昭和40年代に「山形蕎麦研究会」が設立されるなどして、かなり前からそば文化の普及に熱心であったからだと思います。そしてこのイベントが県のそば文化の推進に大きく貢献すると地元の山形新聞が評価したため、社説に掲載してその意義を称えたということのようです。
 
  山形県はさくらんぼでも有名ですが、郷土そばとして「板そば」・「肉そば」などもあり、ここ20年ほどの間に、北村山地方の「最上川三難所」・尾花沢市の「おくの細道尾花沢」・大石田市の「大石田」などの各そば街道が作られました。山形県は全国3位のソバ生産量(6%)を誇りますが、全国的知名度は低いのが実情です。その地でそば大学が開講されるのはとても意義深いことだと思います。
 
  今回は寒河江市のそば打ち愛好団体の「ふるさと寒河江そば工房」(鈴木俊一郎会長)が中心となって本講座を誘致したようです。これまでにも全麺協シニアマスターズ大会や段位認定大会などを開き、山形のそば文化を発信してきました。講座では、山形県オリジナル品種「でわかおり」の開発の取り組みも紹介されます。定員120名を超える参加申込があるそうです。