ビジター用:近況・ニュース

さらしな外二の薄さの限界に挑戦しました

2018-02-15
  今回はまともにさらしなを打つということではなく、少量を打ってどこまで薄くできるのかに挑戦しました。前項の生地を使い、エンボス麺棒で押し延しをしてから広げ延しを行い、その結果最初の計測では0.9mmでした。更に延して2回目の計測をしたところ、0.5mmという結果を得ました。
 
  これを4枚重ねし、切ってそばに仕上げましたが、正式な打ちではないため切り長さが8cm程度しかなく、茹でたところなんとか箸持ち20cm以上にはなりましたが、屑も多く発生しました。茹では30秒が適当で、これより長くすると独特な食感が無くなります。20秒では少し硬すぎました。
 
  超極細ですが、表現すればコリコリするような独特の食感があり、とても美味しかったです。ですが細すぎるので絡まりが出てきて蕎麦束を食べているような感じになり、細すぎるのは良くないと思いました。これは単に遊びであり、実験ですからいいようなものですが、細ければ良いというものでもありません。ただ超極細にしても、独特な食感が出たことは大成功だと思います。
 
  実際にたとえば1.2キロを打つときに、このような薄さに出来るかというとそれは不可能です。今回は一部分だけを薄くしたような方法でしたし、端は割れましたので、下敷きで切り取りました。これは優れた方法で、端割れしたら端だけを切り取るとあとが非常に楽に打てます。審査や競技では使えない裏技です。ですが固いもの、たとえばステンレス製のスクレーパーは絶対に使わないでください。打ち台の木材が傷付くからです。プラスチックの下敷きの角を丸く鋭角に削ったものは、木材を傷つけることなく綺麗にそば生地が切れます。屑が多く出ますが、これは前に述べたように冷凍して再利用できるので問題はありません。