ビジター用:近況・ニュース

第10回足利そばフォーラムと第7回競技会に参加しました

2018-02-25
そばフォーラムでの講演風景
ノムさんが用意した5本の麺棒
王座戦での新里氏の鉢仕事
  フォーラムは「切り包丁の仕事」というテーマでした。今回は事前に録画された根本忠明氏のビデオをもとに解説が行われ、そば教室の生徒さんの実演も交えて切りの多様性と問題点の指摘がありました。とても参考になりました。根本氏の切りは余りにも速くてカウントすることも難しいのです。今回も数えることは難しかったのですが、1束35回程度切っていたように思われます。  
 
  競技会というものに初めて参加するため、前日は慌ただしい準備に追われました。湯捏ねについて新しい方法を採るだけの練習ができず、結局根本流でやることにしました。慣れない場には違和感なく溶け込み、特に上がるということは無かったのですが、水の量が多すぎて巻きで棒にくっついてしまい、生地が裂けてしまいました。とても修復はできなかったので、意を決して再度練りからやり直しました。これは競技会としては前代未聞のことだと思います。
  水は720cc(60%)でした。これは秤で水を取るときと湯を加えたときに確認しましたので間違いありません。根本流では53%のようなので、かなり多すぎる量です。なぜこんなに多くしたのかと言うと、前に100gの試し打ちで63%ほどの事例があったからです。あとで優勝した佐藤みゆきさんに訊いたところ、640cc(53.3%)ですので彼女は標準的な量だったようです。せいぜい55%程度にすべきでした。
  結局時間が足りなく、あと3cmほどを残して切りを中断せざるを得ませんでした。しかも延しでも薄くする時間的余裕もなかったので平麺風になってしまいました。それでも終了したあと仲間が欲しいというので全部上げてしまいました。茶色の作務衣という一風変わったスタイルでしたので、何人かの方が声を掛けてくださり、テレビを見たという人や、HPを見ていますという人やらでとても勇気づけられました。
 
  前代未聞の大失敗であったにもかかわらず、本人は焦りはしましたがとても楽しい気分で参加できたことを嬉しく思っています。以前所属していた会のそば仲間にはがっかりさせたでしょうし、多くの注目にも応えられませんでしたが、失敗の原因と対策は分かっていますので、来年までになんとかまともに打てるように精進したいと思います。
 
  競技会の後には初の王座決定戦が行われ、歴代優勝者が6名参加しました。そしてどういう訳か初代王座には2名が選出されました。栃木市の出流町(いずるまち)のそば店「さとや」店主の新里広和氏(37)と、宇都宮市陽東のそば店「ゆうり庵」店主の渡辺優里さん(25)です。いずれもプロですので当然と言えば当然の結果ですが、プロが必ずしも打ち方が上手いという訳でもなく、両名の方は蕎遊庵のそば教室での根本氏の弟子だからこそ上手だったのです。やはりさらしなにかけては蕎遊庵のそば教室はそば打ちの世界でも名門とされる存在です。
 
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