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そば打ちに伴う腰痛について

2018-02-27
  そば屋さんの中には腰痛が原因でそば屋を畳まざるを得なくなるというケースも多いようです。庵主が指導を受けた恩師のそば屋店主の方も、長年の腰痛に悩まされながらそばを打ち続けています。今は息子さんが手伝っていますが、田舎そばだけは「俺でないとダメだ」と頑張っています。素人打ちの方の中にも腰痛で悩んでいる人をよく聞きます。その原因にはそば打ちだけではない場合もあるようなので、対処を含めて調べたことを書きます。
 
  腰痛の原因として、①仕事から来るもの・②内臓・筋骨疾患によるもの・③神経・ホルモンによるもの、があるようです。①の仕事からくるものとして、以前平板(道路や玄関アプローチなどに敷くコンクリート製の30cm四方の板)を運んでくれた業者さんが、若いのに腰痛で悩まされながらも重い平板を運んでいた例があります。腰にはコルセット様のサポーターをしていました。とても気の毒なことで、仕事ができなくなることも考えなければならない事態になる可能性が大きいでしょう。素人そば打ちでも同じで、生活には関係ないことかもしれませんが、病気・怪我でそば打ちができなくなることは心の痛手となります。
  
  ②の内臓・筋肉・骨の疾患としては椎間板ヘルニアが代表的ですが、他にもいろいろ事例があるようです。これに関しては医者に掛からないと解決は難しいのでここでは省きます。
 
  ③の神経・ホルモンによるものでは坐骨神経痛が代表的ですが、全身的な神経の問題もあるようです。歳をとると、各部の痛みが誇張されて脳に伝わり、常に痛みを感じるという状態が続くことがあるようです。庵主は今は特に異常はないのですが、常に腰に違和感はあります。これらの神経の問題も専門医に掛からないと分からないのですが、セレトニンやノルアドレナリンというホルモンによってこれらの神経伝達がコントロールされて、改善されることもあるようです。
 
  昔面白い経験をしました。20年近く前、まだ若かったころに家を建て、玄関前に平板を自分で貼ることにしました。この工事は半年も掛かりましたが、プロが敷いたよりも綺麗に出来上がりました。東京まで新幹線通勤をしていましたので、勤めから遅く帰って夜中に照明下で作業したことも多かったのです。小雨の中、傘を差しながらやったこともあります。完成した頃には腰痛が出てきており、2年間ほど悩まされました。整形外科にも2ヵ所ほど掛かりましたが、骨には異常はないとのことで対処のしようがありませんでした。そんなとき友人から「十字式施療」というものを聞いて、埼玉の大宮まで行きました。施療はほとんど背中をそっとなぞって気合を入れるだけで、数分で終わりました。翌日、目が覚めると痛みが消えていたのです。それ以来現在まで、1度だけぎっくり腰をやっただけで再発はありません。
 
  現在でも腰には十分注意しており、そば打ちでも腰を延ばして姿勢良くすることを心掛けています。特に地延しや延しでは力も入りますので注意が必要です。体全体の体重を使って延すことが重要になります。そして普段から、風呂に入った時やタバコを吸う時などに筋肉を鍛える運動をしたりしています。寝る時には筒枕を腰の上辺りに当てて、背骨を数分間逆反りさせたりしています。他には特に運動も散歩もせず、ひたすら一日中パソコンと向き合っています。ですが筋肉・体型ともに20台の人とそれほど変わらないと思っています。個人個人の状態に合わせたやり方があるので、皆さんも自分に合った対処方法を模索してください。お大事に!