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四つ出しにおける生地の縦寸法の伸びの測定

2018-03-03
最初の四つ出しのあと生地を開いた状態
  今回の測定は初めての試みでしたので、完全なデータは取れませんでした。グラフを再掲しますので、リンクをクリックしてください。以下に方法を記します。
 
  まず丸出しをしてその直径を計ります。65cmでした。
 
  次にこれを麺棒に巻いて手の平で押しながら四つ出しの最初の操作を行います。そのあと生地を麺棒からほどいて縦寸法を計りました。1回目では72.8cmに伸びました。1.12倍になったことになります。1回の延しでは両端に近い所から真ん中に向けて両手を移動しながら押していきます。前後にも動かします。合計すると8~10回位回しているでしょうか。正確には数えませんでした。
 
  2回目も同様に計り、82.0cmになりました。1.13倍になりました。3回目は92.0cmで1.12倍、4回目では100.5cmで1.09倍。少し伸び率が小さくなりました。ここで止めて180度回転させて向きをを変えて広げ、手前から巻いて同じ操作をします。その結果108.0cmとなりましたので、1.07倍の伸びです(写真参照)。大きくなると伸び率は小さくなるようです。伸び長さは十分と判断し、1回で止めました。
 
  今度はこれを打ち板に対して45度の角度に広げ(写真参照)、短径方向に巻きます。手前に持ってきて最初のやり方と同様に延します。うっかり1回目での伸びを計るのを忘れました。2回目は80.0cmでした。伸び率は不明です。3回目は90.0cmで伸び率1.13倍で、上記と同じ程度でした。
 
  ここでまた180度回転させて反対側から巻いて同じことを繰り返しました。その結果1回目で96.0cmになり、伸び率は1.07倍でした。これで十分と思い、1回で中止して広げました。それが【お知らせ】に掲載した写真です。かなり大きく広がったと思いますが、形は余り綺麗ではありません。四角になった状態で縦×横寸法を計りましたが、78×84cmでした。
 
  今回は4回・1回と3回・1回、合計9回巻延しをしたことになります。本来は真四角になるのが理想なのかもしれませんが、今回は寸法にかなり違いが出てしまいました。唐橋氏は確か3回・2回と2回・1回位で仕上げるべきだとおっしゃったと思いますので、合計8回位が理想的なのでしょう。