ビジター用:近況・ニュース

そばネット埼玉主催の三段認定会の報告

2018-03-03
審査員を代表して阿部成男氏挨拶
演技する場の会場における準備状況
受験者の演技の一コマ
  そばネット埼玉は全国一大きい組織で、誰でも(個人でも)自由に参加できるという包容力を持っています。段位認定会(全麺協認定)も年に2回開催しており、初・二段が例年1月頃、三段が3月頃に開催しています。ノムさんはそばネット埼玉の個人会員ですので、できるだけ見学をするようにしてきました。
 
  今回の参加者を県別(10都県から参加)に多い順から並べると、埼玉県50名・東京都10名・栃木県6名・群馬県5名・千葉県5名・茨城・神奈川・宮城県4名・山梨県1名となります。また所属団体(35団体参加)別に多い順から並べると、「そばネット埼玉」12名・「さいたま蕎麦打ち倶楽部」7名・「東京そばの会」6名・「しらこばと蕎麦打ち会」5名・「北本蕎深会」・「宮城手打ちそば研究会」4名となっています。個人は3名でした。他の団体で3名以下は数が多いので省略させていただきます。どこの県からでも個人でも参加できますが、申し込みが多い場合は埼玉県の方や団体が優先となるようです。
 
  全体で男性77名+女性15名の92名でしたので、女性の参加率は16.3%でした。受験者に訊いてみたところ、水量は730~760cc前後だったようです。ノムさんが四段を受験したときの820cc前後とはかなり違います。四段は粉を難しくしているからなのでしょう。
 
  合格率平均54.3%というのは少し小さめだと思いますが、三段合格者は指導する実力を認められたことにもなりますので審査は厳しく、審査員も特任審査員(プロ)・全国審査員4名が主体で、地方審査員がこれに1名加わります。1日目と2日目がかなり合格率が違いますが、ノムさんが見た限りでは2日目の切り揃えはかなり乱雑な感じのものが多かったように思います。そのせいもあって合格率も低かったのでしょう。切り揃えをよくするにはノムさんのいうところの「向こう切り」が必要だと思います。ノムさんの場合、いつも必ず端を切り揃えますが、それほど屑が多く出るわけではありません。今回は太さも揃っている人が少なく、バラバラに置かれて端も揃っていませんでした。それにしても全員の切りを展示によって見れないのは残念です。全麺協に、何が大切なのかをもう一度再考してもらいたいところです。そば打ちの普及が最大の目標なのではないでしょうか?
 
  閉会に当たって審査委員長の阿部成男氏(五段・全国審査員・全麺協理事・東日本支部長・そばネット埼玉代表)が講評を行いましたが、その要点を以下に書き留めます。
 ①そばは食べるために打つのであって、練習するために打つのではない
 ②三段の切り揃え基準は90%なので、切り揃え(特に太さ)をよくする必要がある
 ③太さには好みがあるが、審査では1.5~2.0mm程度の太さにする
 ④上手くなるには練習量を増すしかない
 ⑤長すぎる蕎麦は食べにくいので良くない
 ⑥四つ出しは80cmくらいの大きさにする
 ⑦姿勢を良くする
 ⑧打ち台は75cmの高さなので、立って両腕をぴったり体に沿わせて親指の先位の高さになるよう調節する
 ⑨一段上を目指して練習する。三段を目指すならば四段受験のつもりで練習する
 
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