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地方審査員任用講習に参加しました(7月1日・2日)

2017-07-05
  7月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり、台東区民会館にて地方審査員任用講習が行われました。これは四段以上の段位者に対して、各地での段位審査において奉仕する審査員を養成・認定するもので、これを受けた後に申請書を出して審査を受けた上で任用が決まります。審査は形式的なもので、ほとんどの人は受講によって審査員になれます。参加者が多かったため、制限をして会場に収まる185名としたようですが、2名の欠席があったそうです。

  遠いところからは北海道から39名、福岡から2名が参加し、ほとんどが四段位の方々ですが、2名だけ五段の方もおられました。更新を忘れて再度の任用を目指して来られた方も何名かいたようです。近県では埼玉が27名、茨城が19名、栃木が14名で多かったのですが、大阪から5名、富山から8名が目を引きます。ですがなんと言っても北海道からの参加者が圧倒的に多く、最大の産地である北海道の活躍はさすがにすごいものがあります。ちなみに東京は5名で少ないほうですが、都会で蕎麦を打つことの難しさを思い起こさせる数字です。

  内容は初日に①段位認定制度・②プロ(鵜飼良平氏)からみた地方審査員の役割・③全麺協設立の経緯と運営方針の説明があり、夕方から交流会が会館の1階下の精養軒で行われました。二日目では④そば道の基本理念とそば道憲章・⑤全麺協組織と予算・⑥地方審査員の役割と心得の説明があり、昼食を挟んで午後から⑦技能審査実施体験がビデオを使って行われました。

  庵主は最後の審査体験で2名の二段位受験者のデモ打ちを見て、そのうちの1名が実に見事な打ち方をしていたので感心してしまい、教員時代の厳しい採点とは裏腹に甘い点数(満点)を付けてしまいましたが、満点を付けた人はほとんどおらず、司会者からも「どんなに上手い人でも満点はあり得ません」と注意されてしまいました。審査は受験段位を意識しつつも、厳しく見る目も必要だということです。参加者全員が挙手で点数を披露しましたが、大方は妥当な点数に集中しており、極端に甘い点や辛い点はやはり少なかったようです。つまり皆さんの審査眼は確かなものでした。私は甘い観方をしていましたが、大いに反省させられました。

  全ての説明が妥当なもので、納得いくものでした。大変勉強になり、睡眠不足で眠いはずでしたが睡魔に襲われることもなく、有意義な勉強ができたと思っています。